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歳時記 春節 大晦日の食事 正月の食事

1月1日―新年

旧暦正月―春節  旧暦元旦より3日間

5月1日―労働祭

8月10日ころーラマダン明けの肉孜節(新疆ウイグル自治区などのイスラム教徒の祭)

10月1、2日―国慶節


春節

春節は中国民間の最大の伝統的な祝日です。中国人にとって、春節こそが本当の正月であります。過年(年越し)の行事は旧暦の12月23日に行われる送竈(かまど祭り)から始まって元日を中心に1月15日の元宵節(灯籠祭り)まで続き、1月18日の過年節で終わります。旧暦の元日から3日間を休日としていますが、農村では1~2週間は休みます。また、ふだん他の土地で働いている人も家族とともに春節を祝うために帰省します。

送竈(かまど祭り):

○農村では必ずかまどの神様を祭ってあります。かまど神はいつもその家の出来事を見守っていて年に一度、12月23日に天に昇り、良いこと悪いことをすべて天帝に報告すると信じられています。

そこで家のかまどをきれいに掃除し、かまどの神様の画像を清めて供物をささげます。この供物はかまど神が天帝に悪い事を報告しない様必ずアメを供えます。また、天までの路銀としての紙銭や、乗り物としてワラ馬や水までお供えして神様のご機嫌をとるのです。そしてお祈りが済むと画像や供物を庭で焼き、香をたき銅羅を叩いて爆竹を鳴らして、礼儀正しく神様を天に送り出します。

○ 天上で報告を終えた「かまど神」は天帝より翌年のその家の吉凶禍福を授けられ大晦日の夜半に帰って来ます。

○ そこで接神のお祭りをして神様をお迎えするのです。

○ 送竈から接神までの一週間は神様が留守になり監視の目が無いので、家族の者はのんびりと過ごすことができます。この期間は吉日を選ぶ必要が無いため、結婚式が多く行われます。

大晦日の食事

○ 送竈で天に昇ったかまどの神様が、天帝に報告を終えて、各々の家に帰って来る頃は、年夜飯と言って一家揃って、ご馳走を囲みます。

○ 元日から五日間は女性は刃物を持ってはいけないと言われているので、おせち料理や鮫子や饅頭を準備した後、大晦日の夜にご馳走を食べるのです。

○ 料理の中心になるのは一品鍋(寄せ鍋)ですが、この日は縁起をかついで一品富貴と呼び、中に入れる具も福徳の縁起にちなんだ材料を使います。                  例えば、春雨は福寿綿長と呼んで、翌年の福と長寿を願い、筍は節々高昇と呼んで、年ごとに高い望みとし、魚や肉や粉の団子は団らんや円満の願いを意味します。こうして家族全員が鍋を囲んでいるうちに夜もふけ、祭壇をつくり神々の画像を飾って接神の儀式を行って新しい年を迎えるのです。

正月の食事

○ お正月の食卓は、北方では水餃子、南方では年米(羔)等の中国人の五福を願う思想に通じる食物を食べます。
五福とは寿福(長寿)、富福(富裕)、貴福(健康)、徳福(好福)、多福(多子)の五つで、中国人の思想も生活に深く根ざしています。

○ 餃子は発音が交子(子係を授かる)に通じるので喜ばれますが交子であるので、数を数えながら食べてはいけません、何故なら数の最後で子孫が絶えると言って嫌われます。

○ 年糕とは米で作った中国式の餅で、薄く切って、ソバの様にヤキソバ風、スープソバ風に作りますが、年糕は「吃年糕・年々高(年  を食べて毎年出世しますように)の意味があります。

○ 年始の来客にすすめる乾果の棗と落花生と栗の組合せは、早生子(=棗生子)という発音による縁起かつぎで、意味は「早く子供を授かる」という事です。

○ お料理も同じで、魚の料理は余りという「音」故に富貴有余になり、特に鯉は利につながるとして特に好まれます。又、「鶏」は音が「吉」に通じ、髪菜は音が発財に通じます。麩は富に通じます。尚、飯は犯につながるとして忌まれ、正月の五日迄食べません。


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