北京天安門広場

北京天安門広場

北京の天安門は中華人民共和国のシンボル的存在で、国内外から多くの観光客で賑わっています。

 

黄金の瑠璃瓦の城門やベンガラ色の城壁、大理石で作られた白い欄干が特徴です。この天安門から南側の朝陽門までが天安門広場になります。

 

天安門広場は1949年の建国式典時に整備され、南北800メートル、東西500メートル、総面積が40万平方メートルで、およそ100万人の集会が可能な広場としては世界で一番の大きさです。

 

広場の三方には毛主席記念堂、人民大会堂、中国革命博物館、中央には人民英雄記念碑が建てられ、中国を代表する建築物に圧倒されます。

 

天安門には巨大な毛沢東の肖像画と共に「中華人民共和国万歳、世界人民大団結万歳」の文字が書かれ毛主席記念堂には毛沢東の遺体が安置され永久保存されています。ボディチェックや手荷物検査を受けてから広場への入場が許されるほど厳重な警備態勢で、天安門を入るとかつて紫禁城であった故宮博物館や景山公園があります。

 

かつて天安門広場では2度に渡り、民衆による激しい抗議運動がありました。1度目は1976年文化大革命に抗議した民衆と北京当局が衝突し、2度目は1989年民主化を求める学生や民衆を人民解放軍が武力弾圧しました。

 

この2つは第一次、第二次「天安門事件」と呼ばれ、第二次の抗議運動では人民解放軍による無差別発砲で学生や市民に多数の死傷者が出ました。

 

現在はデートや子供たちの凧揚げなどで市民に幅広く利用され、北京の深い歴史の流れを感じられる場所となっています。